iDeCoってなに?

資産運用の話

自分でお金を積み立てて年金や退職金をつくる制度

 個人型確定拠出年金はどんな制度かというと、年金のもととなる掛金を払うことを拠出といいます。個人が決まった(確定した)拠出額を積み立てて年金をつくる制度です。

 個人型確定拠出年金=個人が決まった額の掛金を払う年金

 英語表記は Individual-type Defined Contribution pension plan です。

 英語表記をもとにiDeCo(イデコ)という愛称がつけられました。個人型DCとも呼ばれています。将来的にいくら受け取れるかは運用次第です。

20歳以上60歳未満のほぼすべての人が加入できる
 20歳以上60歳未満で国民年金保険料を払っている方なら、ほぼ全員加入できます。iDeCoに加入できない方は①国民年金保険料が免除されている②農業者年金に加入している③企業年金のうち、企業型確定拠出年金に加入していてiDeCoとの併用が認められていないなどのケースです。
金融機関と金融商品を自分で選んで運用する
 iDeCoでは、1人につき一つずつ専用の口座を開いて、自分で運用していきます。
iDeCoの運用は、長期間、一定の金額を積み立てる”長期積立”が基本です。
 金融商品は、口座を開いた金融機関の商品から選びます。ほかの金融機関の商品は選べません。つまり金融機関選びはとても重要です。
毎月5000円から1000円単位で積立投資が可能
 長期積立を具体的にどのように行うかというと、本人名義の口座から、5000円以上1000円単位で掛金を積み立てていきます。積み立てる金融商品は1つでも複数でも大丈夫です。
 掛金には上限があり、いくつか種類があります。
①自営業、フリーランス、学生・・・月額6万8000円
②公務員・・・月額1万2000円
③会社員(企業年金なし)・・・月額2万3000円
 会社員(企業年金あり)・・・月額1万2000円~2万円
④専業主婦(主夫)・・・月額2万3000円
 後でまとめて払うことはできないので、払えなかった月の分の年金資産は増えません。

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