消えた年金を諦めない。調べるヒント

請求業務の話

あなたの年金記録は大丈夫ですか?

2007年に年金記録問題が広く明らかになりました。当時、照合不明のものが5000万件あると言われておりましたが、その後の進捗状況の報道ってあまりされていない気が。。。笑

以前、相談された内容を参考にケースを挙げさせて頂くと、当時はシステムも整っていないので、年金事務所に加入記録の照合に足を運ぶ人が多かったようです。その時に保険料を支払っているのに未加入と判断されていた場合、年金事務所側としては”当時支払ったことがわかる領収書を提出して下さい!”と言うケースが多いようです。(直近ならまだしも何年も前の領収書なんて残っているわけないでしょう)

あと数ヶ月分加入記録があれば年金がもらえるのに。。。実際、領収書なんて残ってないので泣き寝入りパターンが多々でした。どこにも当時の記録がないから。年金事務所にも。

ただ最近は状況に変化がありまして、当時支払った領収書が無い場合でも”当時勤務していた企業等の社会保険加入状況、既に企業等が存続していない場合は当時の所属先同僚の社会保険加入状況”などの資料を提出することができれば加入期間として認められるケースが出てきました。その期間にみんな加入しているのに一人だけ加入してないというのは考えづらいでしょうという年金事務所側の判断のようですが、年月をかけて落しどころを見つけたなという印象です。

それでもすぐに認められるわけではなく、当然認められないケースも多々あります。やはり確実なものを求められますから。

是非みなさんの年金記録を確認して頂きたいですし、親族の介護等これからの時代は問題が山積みですからね。手持ち資金は多いほうがいい。どちらにしろ早々に行動することをおすすめ致します。

請求業務の話
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