すげー気になるけど。。。でも言えない。。。
今回のお話は就業環境の主に安全衛生の分野になります。昔から多いトラブルなので紹介させて頂きます。
複合ビルなど規模の大きい建物内に事務所を置く企業などは、ビル管理会社が清掃会社と契約していたりするので、身の回り程度はキレイにするかと思いますが自分たち自らフロア全体清掃するということはあまりないかと思います。トイレなども階層ごとに設置されており、清掃会社が定期清掃を行っているかと思います。特定の階に喫煙ルームがあったりしますよね。
ただ、世の中すべての企業がこのような環境の建物に入れているかというとそんなことはありません。大勢の方が山の手線沿いの雑居ビルにぎゅうぎゅうに押し込められて頑張って仕事しているわけです。明らかに汚れている空調設備、トイレは事務所内に一つで男女共用だったりしますし、喫煙は外に出て建物裏手の死角を探してこっそり吸ったりするわけです。喫煙は以前に比べマナーも改善され、大分減ったと思いますが。
創業間もない時など固定費にお金をかけていられないので、設備の整った建物に事務所を構えるのは無理なので、古い建物に入るしかありません。当然、空調設備やトイレも古い可能性があります。
人を雇用する上で見過ごされやすいのが就業環境です。経費削減が先行してしまうからでしょうね。。。清掃代をケチる企業様が多々です。女性なんて特にですがキレイな職場かどうかなんてめちゃくちゃ気にします。明らかに汚れが付着している空調設備、男性が立ったまま用を足して足元が汚れている共用トイレ、非常階段脇に設置されている灰皿などなど即刻改善事項です。正直、売上の話より優先して頂きたいです。だから人が定着しないんです。
清掃代もバカになんないよ~と言われたりもします。払えないなら社長も含め、みんなで掃除すればいいじゃないですか。もちろん営業時間内に。古くてもキレイにしていれば不快に思われるケースも少ないと感じます。(それでも男女共用トイレは無理かも。。。)事務所内共用トイレを利用するとき男性は立ったままだと辺りが汚れてしまうので必ず便座に座る!なんて当たり前過ぎて誰も言わないのかもしれませんが、いまだにエチケットが守れていない方がいらっしゃるのでアナウンスすべきです。
間違っても新入社員やパートなど特定の人にだけ清掃を強いるのは止めてください。社長含め自分で清掃する機会を設けないといつまでも自分の思考、行動のマズさに気づかないから。
空調設備が汚い、男女共用トイレとか辛過ぎて無理なので辞めます。を退職理由にされることは少ないと思います。
言ってくれればいいのに!とおっしゃる社長もいますが、これは何となく言いづらい、その辺を主張するくらいなら他に移籍したほうが良いなど様々ですが、生理的に気持ちが冷めやすい案件かと思います。むしろそのくらい気をつけてほしい案件です。
雇用の安定は日々の積み重ねです。お気を付け下さい。