人口減なので若者の意見を尊重しなければならない時代
先日、祖父の法事でおじ、父、兄、自分で酒を飲む機会がありました。
おじは東京で衣類を扱う商社に勤務しています。とは言っても既に定年を迎え、アドバイザー的な立ち位置で全国を飛び回っているようです。
おじも父も正直もう働きたくはないと言っていて、それぞれの家族から自宅にいられても暇だし、早くボケられても困るので働いてくれと言われて渋々働いているとのこと笑
定年を70歳に引き上げる話もあるようですが、二人とも65歳になったら絶対辞める気持ちが強いようです。
そんな話をしていると、おじも元々は管理職の立場であり、現在も営業所長的な立場でまた転勤が決まったそうです。トラブルは多いようで人間関係は本当に大変だと言っていました。特に”最近の20代は本当に何を考えているのかわからない”という気持ちが強く、怒っているというよりは引いている、恐怖を覚えている感じでした笑
おじは基本的に飲みニケーションです。記憶を無くすまで飲んでしまうタイプで、全国を飛び回っているのでローカルネタも豊富です。まず酒飲みに誘うのも言い方によってはパワハラですから、おじにとってはコミュニケーションツールが一つ奪われたような状態なんですね。それと会社のそういう機会は若手にしたら地獄と感じる時が多いんです。
おじ曰く、”定時で帰らせてほしい、土日は休みたい”て言ってくるやつが多いが、それで会社に利益出ると思ってるのかと。おじ世代はそんなことを言える状況下で仕事をしてきてないから本当に意味わからんそうです。
そもそも最近は求人募集をしても応募が無いそうです。今は仕事が溢れてますからね。年齢層のピラミッドに偏りがあってはいけない。でも人手不足だから、じいさん世代ががんばるしかないという現状。年齢層の偏りは広まるばかり。
おじの所属企業は商社の為、まず土日出勤のケースが多い。その代わり平日に代休を取ってもらう形のようです。年間休日数も110-114日くらいだそうです。土日出勤が応募のネックになっていることは企業としても認識しており、代休もしっかり与えるということがうまく伝わっていないので応募が来ないのではないか。という意見でした。
これ、応募がないという事実を受け止めなければなりません。他と差別化できていません。景気が良いから応募が来なくてもしょうがないではいけません。
土日休みといのは採用する上で相当なネックであり、優秀な人材がかなり限られてしまうということ。手っ取り早くカバーするには年間休日数を増やすしかないでしょう。正直、年間休日数110-114日は少ないです。会社の方針として最低120日にするべきです。経営する側としては怖いでしょう。全体で一週間休み増やしたら損失はどれくらいだろうかと。
でも人間てすごいですから。スケジュール調整したり、チームワークで何とかしちゃいますからね。それと企業の中で無駄に業務量増やしたり、仕事溜まってますアピールしてる人いませんか?統計が無いので何とも言えませんが相当いると思いますよ。
応募が無いことを良い機会と捉えて社内を変えていくんですよ。動機付けが無いと誰も動かないじゃないですか。トップの仕事です。
結局、何もしないと外国人労働者を受け入れようとか良くない方向に事が進んでいくんですよ。国益削がれるに決まってるじゃないですか。
若者をすぐ理解する必要なんてないし、向こうも理解されたくないと思っていますよ笑
ただ、若者の数が圧倒的に減っている、若者が就業するにおいて重視する条件というのはデータで分かっていることじゃないですか。
それを元にどうすれば若い人財(人材×)が集まるか本気で考えていますか?という話です。