様々な原因が考えられるうつ病
最近、障害年金の支給請求を検討されるお客様の相談が増加傾向にあります。その中でも、うつ病になってしまったお客様の相談が増えております。
私が対応する場合、可能な限りうつ病になった理由をヒアリングさせて頂いております。身内の不幸、パートナーとの別れ、日々のストレスなどショックな出来事が原因と思われる場合はとにかく回復に時間が必要だと思われるので、すぐに支給請求をするための準備に取り掛かります。
これらとは別のケースで、仕事のし過ぎにより、うつ病になってしまった方に関してはアプローチの仕方を変えています。嫌な仕事を無理矢理させられ、うつ病になってしまった方は上記同様、すぐに支給請求をするための準備に取り掛かりますが、”好きな仕事だったのに無理をし過ぎて、うつ病になってしまったという方には、支給請求の準備と同時に鍼灸や整体の先生をご紹介させて頂いております”
もちろん障害年金が無ければ自身のライフラインが断たれてしまう状況になってしまうのであれば、すぐに支給請求をするための準備に取り掛かります。
なぜ鍼灸や整体の先生を紹介させて頂くかというと、うつ病になる一つの原因として血行障害が考えられています。私は整体の専門家ではないので詳細を語ることはできませんが、私が対応したお客様でうつ病と診断された方はIT系の職種の方が圧倒的に多いです。明らかにデスクワークのし過ぎが原因のようでした。簡潔に説明すると、デスクワーク等で一定の姿勢を保ち続けることにより首、肩、背中、腰周辺の筋肉を酷使してしまい、やがて血行障害が起き、自律神経のON・OFFスイッチがうまく働かなくなり、体の調子が悪くなり、うつ病になっていくという説です。
まだ医学的に証明されていない部分もあるようで、すべての方に当てはまらないかもしれませんが、数名のお客様から、紹介された鍼灸、整体に通い始めて半年程度で調子が良くなってきましたと連絡が来ております。
正直、年金制度というものはどんどん金額が減らされております。必ず自身で稼がなければならなくなります。10年、20年後の事を考えてあげる必要があります。相談者は目の前のことで精いっぱいだと思いますので、あらゆる角度から検討するのが士業の役割かと思います。